もちつき
もちつきをやっておどろいたのは、みんなもちをつくこともよく知らないということでした。
たまたま私たちはもち米をつくり、毎年暮にはもちつきをしますが、もちつき機の普及とともにもちつきは珍しくなってしまったようです。
食生活の洋風化、電化に伴って失ってしまったものの多さを感ずるいま、私はなんとしても昔の食文化を掘りおこして伝えていきたいと思いました。
なんでも買える時代だからこそ、あえて自分で創りだす力を、次の世代に伝えて欲しいのです。
そんなわけで、甲州の伝統料理「おほうとう」づくりをやりました。
手づくりの味は、「おいしい、おいしい」と、たちまちひとなべを食べてしまうほどでした。